すばる望遠鏡イメージ

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【すばる望遠鏡】

事前勉強からすばる望遠鏡は、「標高4,200mのハワイ島マウイケア山頂にある大型光学赤外線望遠鏡で鏡の有効口径は8.2mであり、前人未到の高い鏡面精度を維持する能動光学をはじめ、空気の乱れを抑える新型ドーム、4つの焦点それぞれに備えられた独自の観測装置やそれらを効果的に用いる為の自動交換システムなどがあり、世界一大きく、滑らかに磨かれた鏡は、0.014ミクロンという誤差の鏡面精度でコンピューター制御され、また風通しの良い新型ドームによって、空気の乱れを少なくし、星像の乱れを抑える事にも成功している。頑丈な望遠鏡構造とリニアモーター駆動によって、超高精度の天体追尾が実現された。

すばる望遠鏡

能動光学と呼ばれる技術とは重さを最小限にする為、すばるの鏡の厚さは20cmとして、傾けた際に歪んで形を保持できなくなるのを261本のアクチュエーターと呼ばれるロボットの指が主鏡を支える事により、望遠鏡がどの方向を向いても、常に鏡を理想的な形に保ち続け、補正精度向上の為に主鏡の裏に穴を掘ってアクチュエーターをはめ込んである。鏡面の性能を維持する為に、ドライアイスによる洗浄は2週間おきに、アルミニウムの再蒸着(コーティング)は2〜3年おきに行われる」などの知識を得ていたが、私が特に興味があるのは、特に主鏡のメンテナンスや数々の観測装置の交換などはどうしているのかということであった。

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